肩こり解消には横隔膜の柔らかさが必要

肩こりを何度も繰り返す人へ実は“横隔膜の硬さ”が肩こりの原因になっています「デスクワークをすると首・肩がガチガチ」「ストレッチしても、その場しのぎにしかならない」「湿布やマッサージでは軽くならない」――そんな肩こりを抱える40代以降の方に、まず知ってほしいことがあります。それは、肩こりの根本原因に “横隔膜(おうかくまく)” が関わっているという事実です。                                 ■ 横隔膜が固いと、なぜ肩こりになるのか?横隔膜は「呼吸の主役」と言われる筋肉で、胸とお腹を分けるドーム状の構造です。しかし、長時間の猫背・ストレス・浅い呼吸・内臓疲労などが重なると、この横隔膜は簡単に固まります。そして横隔膜が固くなることで、次のような影響が出ます。● ① 呼吸が浅くなり、首・肩の筋肉が“代わりに”働きすぎる横隔膜が動かないと、呼吸の補助として**首(斜角筋)・肩(肩甲挙筋・僧帽筋)**が余計に動かされます。結果、**「呼吸するだけで肩に負担がかかる」**状態になり、常に肩がこったままになっていくのです。● ② 胸郭(胸まわり)が広がらず、肩が前に入りやすくなる横隔膜の硬さは胸まわりの動きを制限し、巻き肩・猫背が固定されやすくなります。姿勢が崩れれば、・肩は上がる・肩甲骨は外に広がる・首のカーブは失われる(ストレートネック化)という「肩こり量産姿勢」に。● ③ 横隔膜は“シブソン筋膜”を通して首にもつながる解剖学的に、横隔膜の緊張は **シブソン筋膜(胸膜の最上部)**を介して首の筋膜へと連動します。つまり、横隔膜が硬い → 首が張りやすい → 肩こりが強くなるという流れが起きるのです。   ■ 横隔膜が硬い人の共通サイン✓ 呼吸が浅く、すぐ肩が上下に動く✓ みぞおち周りが硬い・圧痛がある✓ お腹が張りやすい✓ 長時間座ると肩~首が重くなる✓ 姿勢が猫背 or 反り腰✓ ストレッチしても肩こりがすぐ戻る1つでも当てはまれば、横隔膜の硬さが肩こりに関与している可能性は高いです。                                 ■ 肩を揉むだけでは改善しない理由いくら肩をマッサージしても、原因である横隔膜の硬さ・呼吸の浅さ・胸郭の固さが解決しない限り、数日で肩こりは元に戻ります。これは、肩こりを「結果」とだけ捉え、「原因」を放置している状態だからです。                              ■ 当院では“横隔膜の調整”で肩こりを根本改善伏見一心整体院の肩こり施術では、下記を中心にアプローチします。● 横隔膜の柔軟性アップ(内臓整体)● みぞおち・肝臓まわりの疲労リリース● 呼吸を深くするための胸郭の調整● 巻き肩を戻す肩甲骨の調整● 姿勢バランスを整える背骨ゆらし呼吸が深くなる → 肩が勝手に軽くなるという流れをつくり、肩こりを“戻らない状態”へ導きます。                                     ■ 横隔膜が柔らかくなると起きる変化・肩が軽くなる・首の緊張が抜ける・呼吸が深くなり、疲れにくくなる・姿勢が自然と整う・頭の重さが軽減・巻き肩が改善して見た目が若くなる特に40代〜50代女性は変化が出やすく、「朝起きると肩が軽い」「仕事中の疲れが違う」といった声を多くいただいています。                                         ■ 何度も肩こりを繰り返す方へ横隔膜が固いままでは、肩こりは“永遠のいたちごっこ”です。肩こりを根本から改善したいなら、横隔膜の柔らかさを取り戻すことが最重要。「揉んでも治らない肩こり」から抜け出したい方は、一度ご相談ください。伏見一心整体院では、あなたの肩こりの本当の原因を丁寧にチェックし、身体に負担の少ない施術で根本改善へ導きます。

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